介護は大変でも、少しのグッズで日々の負担が軽減できると、心に余裕が生まれますよね。
この記事では、家庭で介護をされている方や、これから介護に備えたいと考えている方に向けて、床ずれ防止クッションを含む、実際に使ってよかった便利グッズ5点をご紹介します。
お買い物のご参考になれば幸いです。
介護中に便利なアイテムとは?
介護の負担を軽減させるためには、日常的に使える便利なアイテムを取り入れることが重要です。
シンプルでありながら、高齢者にも使いやすく、介護者の効率も高めるような便利商品を選ぶことがポイントです。
実際に使って良かったおすすめ便利グッズ5選
1. 床ずれを防ぐ「床ずれ防止クッション」
長時間同じ姿勢で過ごすと心配なのが「床ずれ」です。そんなときに便利なのが「床ずれ防止クッション」。このクッションは「体位変換」や「床ずれ防止」、「体圧分散ケア」に最適な角度30度の三角クッションで、高齢者の体を優しくサポートします。
実際の使用例 義母が使用しています。脳梗塞の影響で左側に麻痺が残り、寝返りが難しくなっていました。そのため同じ体勢でいることが多く、腰痛や疲れでぐっすり眠れない日もありました。このクッションを使い始めてからは、体位変換がスムーズになり、足元や腰、うつ伏せ時のサポートなど、さまざまな使い方ができる点が非常に助かっています。
特徴
- 素材:カバーは綿100%で吸水性・通気性が良く、取り外して洗えるため清潔に保てます。
- 中材:ウレタンを使用し、体圧を分散。
- ご自宅や入院中のサポート、整体院などでも活躍。
2. 高齢者の移動を助ける「転倒防止シューズ」
脱ぎ履きが簡単で、本人も介護者も負担が減るシューズです。つま先が2センチ巻き上げられているデザインで、つまずきを軽減し、転倒防止に役立ちます。
特徴
- デイサービス用、お出かけ用に色違いで揃えるのも便利。
- 高齢者の足元をしっかりサポート。
3. 食事が楽になる「握りやすいスプーンとフォーク」
食器は100均のプラスチックで十分な場合が多いですが、スプーンとフォークはそうはいきません。関節が硬くなると、自分で食事を楽しむことが難しくなります。このカトラリーはどんな握り方でも持ちやすく、腕の動きをサポートする設計になっています。
特徴
- 軽量で扱いやすい。
- 麺類も簡単に食べられる工夫が施されています。
- 「いつまでも自分で食べる楽しさを大切にしたい」方におすすめ。
4. 立ち上がりや移動を助ける「簡易手すり」
軽量ながらしっかりとした構造で、起き上がりや椅子からの立ち上がりをサポートします。移動が簡単な設計のため、必要なときに必要な場所で使えるのが便利です。
特徴
- コンパクトで移動可能。
- 自宅内で2台使用することで効率的にサポート。
5. 着替えが楽になる「おしりスルッとパンツ」
「後ろに手が回らない」「ズボンを引き上げるのが難しい」という声から生まれた便利なパンツです。後ろに手が回らなくてもスルッと履ける設計で、自分で着替えができるようサポートします。
特徴
- 素材が柔らかく履き心地が良い。
- 自立を促し、介護者の負担を軽減。
便利アイテムで介護の負担を軽減しよう
今回ご紹介した5つのアイテムは、どれも介護中の負担を軽減し、日々の生活を少し楽にするものばかりです。「できることはできるだけ自分でしてほしい」という気持ちを大切にしつつ、必要なときにはサポートできる環境を作ることが、介護者と介護される側双方にとって大切だと感じます。
便利グッズを上手に活用し、少しでも笑顔の時間が増えるお手伝いができれば嬉しいです!
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